画家である私が記事を書いて発信する理由

ブログを初めて 早いものでもう3ヶ月目に突入している。

アクセス数は訪問者数はそんなにのびていないが、ある程度自分なりに良いと思う記事を書いてはいる。

もちろんまだまだ未熟な部分もある。

反応がなくて不安になることもある。

正直、こんな文章を書いてるんじゃなくて、もっとたくさん絵を描きたいという気持ちもある。

それでも、画家である私が、わざわざブログを書く意味があるのだ。

今日はそのお話をしていく。

自らなにかをはじめる勇気を

最近、アクセスが最初の頃より落ち込んで、自信をなくしかけていたとき。

わたしの記事を見たある人と出会い、

「自分は芸術に全然好きじゃなかったけど好きになった。絵の面白さを知りました。」

と話してくれたのだ。

彼は、手堅い職業に就いている人だった。

ただ、このまま淡々と同じ仕事を繰り返すのではなく、スキルをみにつけけてみたい、なにかに挑戦してみたいと思案していると話してくれた。

そして、私の活動を知り、自分も頑張りたいと思ったと言っていた。

非常に嬉しかった。

本当に励みになったし、書いてて良かった、と思った。

その人が、わたしのしていることを見て、自分も頑張ってみようと言ってくれたのだ。

わたしの行動力がだれかに勇気を与えているとしたらそれは嬉しいことだ。

助けてもらってばかりのわたしが、還元できることがあるのなら。

それは、自分が良いと思う絵をひとりで描いて、それを見せるだけでは伝わらない。

完成した絵は綺麗なところしか見えてこない。

でも富田久留里という人間は、もっとかっこう悪い。

自分の考えや生き方、絵の過程を赤裸々に告白してじたばたあがいている姿を見せることが必要なのではないか。

かっこう悪いわたしが、かっこう良い絵をかけたら、なにか自分もできるのではないか、と誰かに思ってもらえるかもしれない。

いいな、思ってもそのまま過ぎ去り、結局行動しないまま、無難で受動的な日々を過ごす。そんなのは勿体ないのだ。

やはり自分の考えや思っていることを表に出すということをやっていかないと、一生殻にこもったままな気がするから。

だからこそ、勇気をもって一歩を踏み出した。

内向的で、絵でしか自分を表現できない。

そんな自分が必死に行動を起こす。

結果、色んな縁が繋がっているのだ。

皆さんも、絵じゃなくていい、なんでもいい、このブログで 、皆さんが本気でなにか行動を起こすということに向かうきっかけになればいいとおもう。

自分の学びにするため

彼の家族は、美術が好きで家には、花の描かれた油彩画があったという。

しかしその絵の何が良いのかさっぱりわからず、なぜこれが飾られているのか、疑問だったという

当然美術もまったく興味がなかったと。

わたしが描いた植物の写真と私絵とを見比べて、自分は写真の植物をこんな風にしか見ない、こんな風に描くだろうというというものこまったく違ったようだ。

わたしの絵の植物をみて、自分はこんなふうには見えないし、描かないと言っていた。

富田久留里から見た植物はこうなのだ、ということに面白さを感じたらしい。

そこで、はじめて、絵に興味が湧いたとのことだった。

とくに、細密デッサンをみていわれたのだが、自分のなかではあれは忠実にデッサンし、描いたと思っていたが、同時にあれはわたしの絵の転換期でもあった。

あの植物の描きかたを見て、あの植物に気持ちをのせてたことが、伝わったことに驚いた。

彼は、言った。

植物は自分にとってはそうみえないし描かない。でもわたしにはそう見えてるんだね、と。

そうか。そんなに個性があらわれていたのか。個性をあわらしたえだとは微塵も思っていなかった。むしろ忠実にみたままデフォルメも加えないようにえがいた。

でも、それが見る人にはデフォルメだと思われた。それは面白いなぁと思った。

生粋の。自分の情念を絵にのせる。こめる。そういうことができた作品なのかもしれない。素直な作品なのかもしれない。

と新たに気づかされた。

いままであの細密画を、自分の個性が爆発した作品ではなく控えめに、まじめに対象をとらえた作品だと思っていたが、それがいい意味で違うのかもしれない。

それは、驚きもあったし面白さもあった。

全然美術に興味がなかった人から、興味をもってもらえて、しかも絵に関して思いもよらず新たな指摘をもらってすごく面白い。

しかも、わたしの文章を読んで、その絵をみてそう感じたらしいので、文章も必要だったのだ。

絵単体で見せてもふうんで終わったかもしれないが、わたしが以前書いた、

「絵をうまく描くにはうまく描ことしないほうが良い」

という記事を見たあとにあの絵をみたから、納得した部分があったそうだ。

彼の発言により、

ブログという媒体で発信したことには意味があったように思う。

もしかしたら私のブログの記事は、

興味もっていてはじめたいことがあるけれど、なかなか一歩を踏み出せない人
美術に興味はあるけどよくわからない、という人

そういう人に響く可能性がある、ということを感じた。

読んでくれる人々にとって何かのきっかけ、人生がより豊かになるきっかけとなり、

さらに私のブログを読んでくれる人々との交流のなかで、自分にはない視点や考えに触れ、自分自身も成長していける。

そんなことを考えながら、私は今日も絵を描き、ブログを書いていこうと思う。

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