画材の旅 【古都のクリスマス展示🎄12.22〜26.京都アートギャラリー北野】 2022年12月19日 盛岡に引き続き、クリスマス展示、第二弾!🎄❄️ このたび、京都三条の【アートギャラリー北野】さんにて、 合同会社アドバスンス主催のグループ展、【現代アーティストによる集大と創造性】に参加させて頂く。 京都市の大通りに面した、どなたでも気軽に入れるギャラリーである。 https... kururi
画材の旅 【展示のお知らせ 〜クリスマス金の板展〜盛岡】 2022年12月10日 いよいよ、師走❄️みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 このたび、 岩手県盛岡市材木町、アートショップ彩画堂 にて 美術家の伊山さんと柴田有理さん の企画される、 金の板展に参加させて頂く。 用途がわからない、謎の金の板。。 板の煌びやかさから、会期をクリスマスとしたそうで。 素敵な作家さ... kururi
画材の旅 岩絵具日本画和紙水彩紙 岩絵具の発色が一番良いのは和紙ではない 2021年7月17日 私はこれまで、日本画において、岩絵具の顔料としての美しさを追求してきた。 これまでの記事で、膠のかわりにアクリルメディウムを使うということも試したが、岩絵具本来の発色を実現するには、伝統的な技法に勝るものはないという考えに至り、現在は膠をメインで使っている。 しかし、また今回、新たに岩絵具がより美しく見える方法が見つか... kururi
画材の旅 日本画は絵を描くための技法ではない。 2021年5月9日 絵とは何か 私は、「絵を描く」という言い方があまり好きではない。 実を言うと、自分が絵描きだと名乗ることにも違和感があるのだ。 なにを言ってるのだと思われるかもしれないが、私は、自分が「絵」を描いているわけでなないと信じている 絵とは、結局は平面の手細工である。どこまでいってもそれは現実の体験にはかなわない。絵は、どこ... kururi
画材の旅 岩絵具日本画日本画技法油絵 日本画が面倒くさいといわれるのはなぜ?油絵との最大の違いはこれだ! 2021年5月8日 日本画は、しばしば面倒といわれる。 初心者にはハードルが高いとも。 反対に、油絵は絵画人口として多く、趣味で始める人も多いジャンルだ。 では、日本画と油絵の技法は一体何が違うのだろうか? それではさっそく、油絵と日本画を実際に見比べてみよう。 ジャン・シオメン•シャルダン 《木苺の籠》 速水御舟 《炎舞》 なにか気づい... kururi
画材の旅 【日本画裏技】アクリルメディウムが膠の代用として使えるか検証した結果 2021年3月14日 日本画における膠について 日本画は作業工程のひとつひとつに手間がかかるのが大きな特徴である。 日本画で使われる主な材料は岩絵の具、そして岩絵の具を吸着させる膠※であるが、それらは天然、自然由来のものでより繊細な扱いを必要とするためである。 ※日本古来から家具などの接着に使われてきた。日本画においてはそのままだとただの鉱... kururi
画材の旅 風景スケッチをするとき、描くことより見ることのほうが100倍大切な理由 2021年2月3日 スケッチというと、皆さんはどのような絵を想像するだろうか。 このような、さらさらっと描いたようなイメージを想像するだろうか。 この画像を見てお分かりになるかもしれないが、 スケッチ(写生)は、一般的には略図とされ、大まかな印象を表現するものとして捉えられる。 そのため、5分、15分、1時間と短時間でつくられることが多い... kururi
画材の旅 私が日本画を下図なしで描く理由 2020年12月7日 日本画制作の大きな特徴として、 日本画は一般的に本画に入る前に 小下図、大下図 と呼ばれるものを作成する。 小下図というのはスケッチのような小さいサイズの絵場合なよっては彩色もする。 大下図というのは、本制作と同じサイズのふ下絵で、主に色をぬらず、鉛筆で形の輪郭線で描いたものだ。これを本画に転写していく。 使う絵具との... kururi
画材の旅 岩絵具の魅力を生かした日本画の描き方 2020年10月5日 日本画の基礎として、岩絵具は、粒が細かいものを最初に塗り、徐々に荒い粒子を重ねていくと良いとされている。 粒子の荒さは、絵の具の番号を見ればわかる。番号が若ければ若いほど荒い粒子となる。 また、粒子の大きさの種類は一般的な3つに分けられている。 細目(11番以下) 中目(9番) 荒目(7番以上) このようになっている。... kururi
画材の旅 京都巡礼-梅雨の嵯峨嵐山の美- 2020年10月1日 -青の稜線- ※1「霧中の嵐山」 7月某日朝6時。 新宿から乗車した夜行バスで京都駅八条口に到着する。 バスから降り立ち、寝不足のぼんやりとした頭で空を仰ぐと、曇天。 しかし東京のもったりとした湿気はなく早朝の涼しさが心地よい。 薄明の、まだ街が眠っているような静けさの中、嵯峨野に向かう電車に乗りこんだ。窓際の席にもた... kururi