ー北斎との出逢いー 富嶽三十六景 「神奈川県沖波裏」※1 本日は、 国内外問わずその名を轟かせ、人気を博している北斎について語りたい。 日本で人気の高いフランスの印象派の画家たちのように、国内で開催される数多くの展覧会に顔を出しているようにも思う。 2024年度に刷新される、日本千円札の絵柄のモチーフにも富嶽三十六景「...
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スケッチは、短時間でささっと印象を描ききる通常の絵画よりも時間もお金もかけず手軽に取り組める技法だ。 そのスケッチが作品として上手くいくとき。 それは主に2つのパターンがある。 パターン1 まずは、単純に、 時間だ。 絵に費やす時間を多くかけた場合だ。納得いくまでかききった場合うまくいくことが多い。 だだ、ひとつ注意す...
本日お話するのは、この美術館について。 北の大地のひらけた草原の中にぽつんと佇む白亜の建築。 青森県立美術館である。 この美術館の常設展示である《舞台背景画アレコ》。 この作品の展示において、私はまさに作品のための空間というものを感じ、大変感銘を受けたのでそのお話をしようと思う。 舞台背景画 アレコ (1942年) 描...
私は芸術(アート)が好きだなぁと感じる人間です。 でも、世の中には芸術の素晴らしさがわからない人も当然いるでしょう。 その理由には、出逢いであったり、育った環境であったり、性格的なものであったり、様々であると思う。 そして、それは当然悪いことではない。 芸術の価値というものは確かにあって、でもそれが誰かの人生において絶...
本日は、その名を聞いたことのない人はほとんどいないであろう、世界的画家パブロ・ピカソについてお話したい。 私自身、ピカソの良さというものをあまりわからないまま大人になった。 しかし、ピカソの生い立ちや背景を勉強し、そのうえで作品を見たときにがらりと感動したので、今日はピカソの凄さと魅力を皆さんに少しでもお伝えできればと...
みなさんは、ムンクの《叫び》というのをきっと聞いたことがあると思う。 そう、こちらの作品だ。 しかし、もし、私が独断で人にムンクの作品の 代表作を選ぶなら、わたしは「叫び」は選ばない。 そして、間違いなくこの作品を選ぶだろう。 作品の名は《太陽 》___。 ムンク中期の傑作だ。 この絵には、東京都美術館で開催されていた...
私は、現在正社員として働きながら絵を描いている。 そしてこの半年間、ずっとこの仕事を続けながら絵を描くか、それともすっぱりやめてアルバイトに身を転じるか悩んでいる。 そこで、今回は正社員として働きながら絵描きをめざすメリットとデメリットを私なりに分析したいと思う。 働かなくても給与が出る 身も蓋もない言い方だが、事実だ...
ブログを始めたきっかけ 《落日遠望》2020 私の画家としての原点ー。 それは、 旅先で出逢った風景や芸術に感動し、その記録として文章やスケッチ、写真を残すようになったことが始まりである。 風景を体感することーーー。 これがわたしが絵を描く意味だ。 美しい絵をつくるよりも、風景の美しさ、風景のもつはかりしれない情緒を感...
画家で絵を描いていて楽しいという人は一体世の中にどれほどいるのだろうか。 絵を描くことは純粋な求道であり、その道は困難を極める。 もちろん、絵の中で追及を重ねることで充実感を覚えることも、ほんのひととき、楽しいと思うこともある。 しかし、私の場合、大部分の時間は修羅場である。 果たして、自分が満足する絵を描けている人は...
まずはこちらのサイトをご欄いただきたい。 https://www.instagram.com/kururi_tomita これは、私の作品を公開しているinstagramのアカウントだが、見ていただけるとわかるように、投稿数はわずか20。 なぜこんなにも作品数が少ないのか? これは皆さんも写真などを投稿するとき気にして...
プロフィール
風景に溶ける画家。
自然の絵の具である岩絵具を用いて、自然、文化、歴史との一瞬の出逢いを五感で味わえる絵を描いています。
また、対話を通して貴方の心の風景を描き出す受注制作も承っております。
イメージを共有し、貴方の心の故郷を探す旅のお手伝いをいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
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このサイトについて
忘れられない風景。
どこか懐かしい風景。
一瞬で消えてしまう風景。
確かに存在していた、風景の美しい一瞬を後世に遺したいー。
そんな想い
みなさんの心のなかに灯り続ける風景と生き方をお届けします
岩絵の具の研究、美術鑑賞、旅の中で得た発見、生き方を綴ります。