【岩絵具のワーク・セッション ・個展のご案内】

風吹く立夏の候、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

このたび、5月17日(水)から24日(水)一週間、ハウス M ⻄麻布にて、

岩絵具を使った「色の世界」を 探訪する試みに皆様をお誘いします。


紙と木板を生地にして、岩絵具の素材感を多様な方法で実験 し、色彩と画肌効果を楽しむ試みだ。
会場には自身の作品を展示します。

これまで、千葉大美術教育を専攻し、

以来制作活動において岩絵具の特性を 研究するなかで、

日本画の枠に捉われない自由な岩絵具の生かし方を模索してきた。

今回の企画では、様々な鉱石からつくられる色と感触の世界、粒子がつくる画肌美創作の お手伝いをさせて頂く。

少し岩絵具についてのお話を。

水に溶ける水彩絵の具は、細かい粒子がアラビアゴムを介して接着していますが、

粒子が荒い岩絵具は膠(にかわ)という接着剤で紙や絹布・板の表面にくっついている。

岩絵具の粒子の大きさが、水彩や油彩の色世界とは異なる画肌をつくっており、
砂状の岩絵具から生み出されるザラザラ感が魅力。

それぞれの鉱石は固有の色を持ってい て、混色はできないから、彩度をコントロールするためには「粒子分け」をする。

網のふるいにかけて荒い粒子と細かい粒子に大別し、荒い方はさらにふるいにかけて選り 分けていく。細かい方は水の中で撹拌し、沈澱した粒子と水中に浮かんでいる粒子を分ける。

そんな岩絵具のもつ効果や味わいを探る試み。

会場には、先の長野千曲での個展で発表した大作も展示する。

東京近辺にお住まいの方は是非この機会にご覧頂ければと思います。

✴︎ハウスM 内観

【詳細】

ハウス M ⻄麻布 地下鉄日比谷線広尾駅3番出口より徒歩8分。

会期
;2023 年 5 月 17 日(水)から 24 日(水)まで。

予約制;午後 2 時から 5 時半まで

私邸のため、ご予約頂いた方に住所を送らせて頂きます。

※ご予約・お問合せ

mail: chuubi14@gmail.com

tel:08065188741 迄

参加費;3,500 円(お茶とお茶菓子付き)

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