10月に入り、ようやく秋めく気候になってきた。 この度、 長野県千曲市で開催中の、 萱アートコンペ2022 に出品している。 縁あって参加は今年で3度目である。 爽やかな気候の中、長野へアートの旅はいかがだろうか。 日時:2022/10/2(日)~10/23(日) 9:00〜17:00 無休会場:RAUM戸倉宿 ア...
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先日、閉幕迫るゲルハルト・リヒターの大回顧展を見るため、東京国立近代美術館へ足を運んだ。 私のなかでリヒターを見る目的としては、 ドイツ表現主義から連綿と続く強固な下地のうえにつくられる、 冷静で強度のある現代美術に触れ、 自身の作品の強度を改めて見直すきっかけにしたかったというのがある。 その幅広い作品スタイルに触れ...
「月の都」千曲 秋の虫も鳴き始め、夜気も少しずつ涼しげになってきた今日この頃。 先日、中秋の名月を求め、長野県千曲市へ向かった。 千曲は 「月の都」と名高く、西行、芭蕉、藤村、正岡子規など数多くの歌人や文学者によってその名月は描かれてきた。 また、もう一つの目的として、 来年春に個展を開催させて頂くことになった、 新し...
5月9日〜15日の、銀座の幸伸ギャラリーにて開催されたKSAC展では、 少ない在廊にも関わらず、思いもかけないたくさんのご縁を頂き、無事終えることができた。 本当に、これまでで1番の沢山の、そして、深い出会いに恵まれた展示であった。 さて、今回のKSAC展を終えて、 展示に参加するたびに、 新たな出会いと、自己が拡張し...
今回の個展「存在の森」を開催するにあたり、 皆様にお話しておきたいことがある。 それは、2021年8月ー。私の、十和田湖、奥入瀬渓流の10日間の旅のことだ。 ここで感じたことー。 それは、豊潤な、やさしい、太古のゆりかごの話ー。 ・ ・ 朝、十和田湖畔。 私は、砂を枕に寝転んでいた。 空にかかる葉の瞬きを眺め、また水光...
ルーティン制作は何も産まない わたしは、絵描きとして活動を始める前も、あとも、土地の風景を描きにいくスケッチ旅行を基本としてきた。 その土地を踏みしめ、空気を吸い、文化や歴史の風を感じ、出逢った風景を絵にしてきた。 それは、いつしか、 自分のなかでひとつの仕事のルーティンのようになっていた。 とにかく、旅に出て描きたい...
「生活のため」の仕事は、虚しい 先日、自分の人生の中で大きな決断を下した。 それは、現職を辞め、開業届を出し、 絵描きの仕事だけで生きていくという決断だ。 提出した開業届 突拍子もない出来事だ、 皆さんも、驚かれるかもしれないが、 このことは、実は自分が1番驚いている。 つい数週間前までは思ってもいなかったことだ。 私...
県境に広く跨る十和田湖から、奥入瀬までの距離は、出発点が、秋田県側と青森県側とて随分と違う。 私は、秋田側の休屋に滞在していたため 奥入瀬の入口まで、宿から10km離れており、車でもかなりの距離。そこから川は12km続く。 車のなかった私は、少しでも早く辿り着きたいと、慣れない原付を、飛ばして走った。 原付を走らせ、渓...
天気が安定しない日々が続きますが、皆様いかがお過ごしだろうか。 5月27日(金)から合同会社日本文藝主催の「創想展」に参加させていただく。 今回展示するのは、妖しげな小作品 《橙の月》ー。 来場された方に気に入った作品の感想を書いて頂く、ちょっとした参加型の展示となっている。 先行して公開されているInstagramア...
皆さんは、普段沢山の風景を目にしていることと思います。 けれど、その殆どが目にしているだけで、見て、感動する風景というのはそう多くないはずです。 そのなかで、 故郷の風景を懐かしむこと。 訪れたい憧れの場所を想うこと。 あるいは、いつか、ふと見た時の風景が忘れられないことー。 そんな体験はありませんか? 自分だけの体験...
プロフィール
風景に溶ける画家。
自然の絵の具である岩絵具を用いて、自然、文化、歴史との一瞬の出逢いを五感で味わえる絵を描いています。
また、対話を通して貴方の心の風景を描き出す受注制作も承っております。
イメージを共有し、貴方の心の故郷を探す旅のお手伝いをいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
自然の絵の具である岩絵具を用いて、自然、文化、歴史との一瞬の出逢いを五感で味わえる絵を描いています。
また、対話を通して貴方の心の風景を描き出す受注制作も承っております。
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このサイトについて
忘れられない風景。
どこか懐かしい風景。
一瞬で消えてしまう風景。
確かに存在していた、風景の美しい一瞬を後世に遺したいー。
そんな想い
みなさんの心のなかに灯り続ける風景と生き方をお届けします
岩絵の具の研究、美術鑑賞、旅の中で得た発見、生き方を綴ります。